コースマップ

とよとみフットパスコースの見どころ

温泉ロングコース

豊富町の市街地と温泉街をつなぐ全長6.5kmのフットパスコースです。まず、ロングコースの出発は豊富町自然公園から。この公園は7月上旬~下旬にかけて、ピーク時には100匹を超えるヘイケボタルを観察できる緑豊かな公園です。

スタート直後はゲートボール場とパークゴルフ場の脇を通り、小川にかかる手作りの丸太橋を渡ってサイクリングロードに入ります。ずっと先まで真っ直ぐに続くサイクリングロードは、少し単調に感じるかもしれませんが、この道はかつて豊富温泉の奥山で栄えた「日曹炭鉱」と豊富市街を結んだ炭鉱鉄道の廃線跡です。この時使用されていたSLの動輪が自然公園に展示されていますので、散策前に見るのもオススメです。ちなみにSL本体をご覧になりたい方は、札幌の「サッポロビール園」に行くと、日曹炭鉱専用線で活躍した9643型機関車が広場に展示されています。

コース前半はのどかな畑の風景や季節によって咲くミズバショウタチギボウシなど野の花が見所です。そのまま2kmほど歩くと左手の林の中に「中井沼」があります。ここでサイクリングロードを一度離れて、可愛らしい木道を渡り、沼のほとりへ。沼で羽を休める水鳥たちを眺めながら、手作りのベンチに座れば、静寂に包まれた自分だけの時を過ごせます。

中井沼から再びサイクリングロードへ戻り、カバノキの林を抜けるとサロベツカントリークラブ(ゴルフ場)に到着します。ここはちょうどコースの中間地点で、トイレ休憩のほか、飲み物を購入したり、レストランで食事することもできます。ちなみに、このゴルフ場のコースからは、天気が良ければ利尻山に向けてショットを打つことができます。

ゴルフ場を出ると、道道84号線につきあたります。右手を見ると100mほど先に「地蔵堂」があります。意外なことにこのお堂には徳川家にゆかりのお地蔵様が祀られています。由来は石碑に詳しく書かれていますので、ぜひ読んでみてください。次に道路を渡りますが、この道は意外と交通量があり、横断歩道がありませんので、横断の際には十分ご注意下さい。

道路を渡ると雰囲気が変わり、牧草地が広がるヨーロッパ的な田園風景の中を歩きます。ときおり川のせせらぎが聞こえるのは、コースに沿って流れる「下エベコロベツ川」です。正式には「イペ・コロ・ペツ」と発音するアイヌ語「食物(魚)・を持つ・川」の意味があります。これが「何でも豊富にある」に意訳され、「豊富町」の名の由来となりました。

のんびりと草を食む牛たちを眺めながら、さらに砂利道を歩いて行くと、やがて橋を渡って豊富温泉街に入ります。少し寄り道して旧・豊富温泉小学校(現在はグループホーム 和ごごろ)の校庭に出れば、樹齢300年以上と言われる「ハルニレの木」が迎えてくれます。立派な幹回りは、大人3人が手をつないでようやく届くらいの太さです。

コースに戻り、学校の隣の「弘法大師堂」に入ると、参道にはたくさんの石仏が並んでいます。実はこの場所は、昭和初期に天塩町から幌延町を経由してこのお堂までつながる新四国八十八箇所霊場として整備され、人々の巡礼の道になっていました。現在は山道が荒れてしまい、歩くことができなくなったため、88体の石仏のうち49体が終着地のここに集められました。樹木の生い茂る敷地内は、春先にエゾエンゴサクなど美しい花々で埋め尽くされます。

最後は今年開湯90周年を迎えた日本最北の豊富温泉郷へ。大正初期に行われた石油試掘の際に天然ガスと共に温泉が噴出し、以来、油を含んだ独特の泉質は、火傷などや傷に効くとして道北屈指の湯治場として栄えました。近年はアトピー性皮膚炎や乾癬などの慢性皮膚疾患に効果が高いとされ、全国から多数の湯治客が訪れています。国民保養温泉地に指定されているほか、日本の名湯100選にも選ばれている柔らかな湯は、疲れた体を優しく包み込み、じんわり癒してくれます。心身共にリフレッシュした湯上りには、特産の豊富牛乳をぜひどうぞ!

<コース案内>

前半はアスファルトの舗装路が多く、後半は砂利道です。ずっと平坦ですが、日当たりが良く、休憩場所が少ないので、やや健脚向きです。トイレはスタートの豊富自然公園、中間地点のゴルフ場(サロベツカントリークラブ)、ゴールの豊富温泉街にあります。スタート地点の豊富自然公園に行くには、豊富駅前から「幌延駅方面」へ向かうバスに乗り約4分、「豊富高校前」で下車して下さい(徒歩の場合は豊富駅前から豊富温泉方面へ道なりに1.5km)。豊富温泉からは「豊富駅行き」バスに乗り約6分、「豊富高校前」で下車して下さい。

温泉ショートコース

温泉街の回りを周遊する全2.7kmのフットパスコースです。子供たちでも簡単に歩けますので、温泉滞在中のちょっとした散歩に最適です。温泉街のメインストリートを歩き、旧「あさはら商店」の裏手から木製スロープを下ります。水路に沿って歩き、「百葉園」の赤いつり橋をくぐり、階段を上って道道84号に出ます。道路を渡り、そのまま牧草地沿いを歩くと、左手に小さな「湯けむり湿原」があります。あまり知られていない湿原ですが、ここは季節によってはエゾカンゾウノハナショウブなど様々なお花を楽しめるスポットです。

下エベコロベツ川に架かる橋の手前で再び左に折れると、あとはロングコースの終盤と同じルートです。牧場を望む手作りベンチに腰かけ、牧歌的風景の楽しみながら休憩するのもオススメです。地元のフットパスイベントではコース脇の下エベコロベツ川で川魚釣りをしたり、ゴールの弘法大師堂の敷地内で「スラックライン」をして遊んでいます。

全道フットパスの集い特設コース

「湿原と牧草地コース」

日本最大の高層湿原をである「サロベツ湿原」とセイコーマートの豊富牛乳で全道で絶大な知名度を誇る「酪農」を満喫できるコースを新設中です。

温泉ショートコース

温泉ショートコース
全長:2.7km
所要時間:約1時間

温泉ロングコース

温泉ロングコース
全長:6.5km
所要時間:約3時間

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